関東女子フットサルリーグ2022【第4節】試合報告

2022.07.23

7点以上、さらに1失点と最多得点・最小失点で2連勝を飾った湘南。

今節は一昨年の準優勝チームであるFUSIONとの一戦。
関東リーグでも有名な名将の2人がどんなフットサルを展開し戦っていくのかが注目される一戦。
今シーズンは”勝ちながら成長する”というキーワードがぴったりなほど1節ずつ強くなる湘南に注目ください!

▼今節のメンバーはこちら▼

スターティング5
GK:1眞田茉希★
FP:4小林海咲
FP:6宮浦沙帆
FP:9鈴木陸未
FP:17尾田緩奈

リザーブメンバー
GK:12佐藤沙彩
FP:7原田千聖
FP:8加藤伊吹
FP:10吉田衣里★
FP:13髙橋奈々(CP)
FP:14松木里緒
FP:18大西紗瑛★
FP:19浜中琉楽★
FP:33石内鼓乃

CP・・・キャプテン
★・・・新加入選手

前半

湘南がボールを保持する時間が長く、FUSIONもしっかりとしたプレスからカウンターを仕掛ける。
前半中盤まで白熱した移り変わる攻守が見物の好ゲームとなりました。

ゲームが動いたのは前半残り15:39高い位置から得たキックインから宮浦がセット。
鈴木へパスを出すと見せかけて鈴木がスルー。
後ろで待ち構えていた小林が強烈なミドルシュートをゴール右隅にたたき込み先制!得意のセットプレーから先制点を奪う。

さらにその1分後の前半残り14:23。
相手反則によりゴールから右斜め45°の好位置でフリーキックのチャンス。
キッカーは小林。強烈な弾丸シュートがゴール右隅に突き刺さり2点目!

強烈なパワーを魅せたと思いきや鮮やかなゴールを1分後に奪う。
前半残り13:20原田から髙橋とつなぎ髙橋が加藤へピヴォ当て。
高いボールになってしまうが背後に松木が走り込んでいる姿を加藤は見逃さずバックヘッドでパス。
信じて走り込んだ松木はキーパーと混戦になりながらもダイレクトで流し込み鮮やかな3点目を奪う!

強く・楽しく・美しくをこの3点だけでも見れる湘南らしい攻撃になった。

前半残り6:57には加藤の技術あふれる反転から相手を交わしてのゴール。
小林のこの日3点目となるゴール。前半残り2:14には新加入大西の初ゴール。
鈴木も追加点をたたき込み7点目。初先発出場の眞田中心に失点0で押さえなんと前半で7-0の大差で前半を終える。

後半

相手も修正を加え、湘南がボールを保持する時間はかわらないもののカウンターでのピンチも増加。後半から変わって出た佐藤が中心となり身体を張って無失点で押さえる。

拮抗した後半のゲームを動かしたのは後半残り18:34。
低い位置からのキックイン。石内がセットし髙橋へ。相手のプレスが来ないためボールをハーフライン付近まで持ち運び松木へ。松木はファーストタッチからフェイントを織り交ぜてドリブルで縦突破に成功。2枚目のカバーが引き出されたところで中に走り込んだ加藤へパス。すると加藤の前に入ったディフェンスの足にあたりオウンゴールを誘発。貴重な追加点!

まだ勢いは止まらない。後半残り11:03。
相手のクリアランスから相手が低い位置でポゼッション。松木・加藤・石内のハイプレスから相手のポゼッションを崩す。そのこぼれ球を見逃さず髙橋がミドルレンジからシュート!9点目を奪う。
大差で勝っている中でもハイプレスを継続をした事でうまれた素晴らしいゴール。

10点目。

大差が離れている中でもなかなか10点目を奪うのが難しい。
現状に満足せずシーズンテーマでもある「勇気凜凜」を体現するにはこの10点目が重要。
しかし何度も攻めるも相手も粘りゴールがなかなか割ることが出来ない。

後半残り43秒。小野監督は10点目を奪うべくタイムアウトを取る。

するとその直後のコーナーキック。小林がセット。ふわりと浮かせたボールがファーに走り込んだ髙橋へ。
ワントラップいれて松木へ。松木は難しい体勢ながらも相手を背負いそのまま意表を突いたループシュート。綺麗な弧を描きサイドネットに吸い込まれた。

試合終了残り43秒で生まれた監督の的確なタイムアウトと選手の技術で生まれた10点目!

このまま試合は終了し10-0という大差で勝利することが出来ました。

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